学校の立派な門を抜けて、靴箱へと向かう。



「あー、同じクラスだといいのにぃー」



張り出してあるクラス表を見る。




「あ、一緒っ!やったあー!!」




手をあわせてぴょんぴょんはねて喜ぶあたし達。




その幸せをぶち壊すように







「おい。邪魔なんだけど、どけよ」








声変わりしたてって感じの声が降ってきた。