「3ページに書いてある」


そう言って有紗はジュースを飲んだ。


「OK-」


あ、班の書いてあるページだ。


3ページに戻すとき、ふと目に入った。


お、みか同じ班じゃん。


まあ名前順だし当たり前か。



「ところでさ」


有紗に続き、あたしもジュースを飲もうとしたとき有紗が話題をかえた。


「ん?」


「朝の男の子、同じクラスだったね」


「ごほっ!」


有紗の予想もしていなかった言葉にむせるあたし。