「うん。似合うじゃない」

「ママの若い時によく似てて可愛いよ」



ママとパパに制服姿を見せると

この制服が懐かしいのかとても笑顔だ。


「夏希、パパみたいなカッコよくて優しい人見つけなさいよ」

「ママ、褒めすぎだよ~」


二人のピンク色のオーラに

見ているこっちが恥ずかしくなる。


目をそらして時計を見ると7時30分をさしている。


「あたしもう行かないと遅刻するから行くね。式に遅刻しないでよ?」


ママたちに水をさしてあたしは家を出た。