何言ってるんだろう。 めちゃくちゃだ。 でも、大地は、そんな私を優しく抱きしめてくれた。 「柚香の側にいる。お前が怖いなら、オレが側にいてやるよ」 風の音も、雨の音も、何も聞こえない。 ごめんね、大地の彼女。 ごめんね、ユウくん…。