夜空には、色とりどりの花火が打ち上がる。 花の様に開いて、そして消えて…。 パラパラと音を立てて、消えていく瞬間は、とっても切ない。 「柚香の心の中に、オレは入れないか?」 「え?何言ってるの?もう入ってるよ」 思わず大地に目を移すと、いつものやんちゃな笑顔はなかった。 「そうじゃなくて、オレだけが」