一瞬のことだった だけど悠磨との距離はゼロなまんま 嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちが同時に私を支配する キスなんて初めてだ どこから酸素を体内に入れるのかわからない く、苦しい…… 『ん゙ー』 さ、酸素…… 『ゆ……う……』 必死で悠磨に訴えてるのに、なかなか離してくれない 涙が目の淵に溜まる それで気付いたのか、悠磨はゆっくりと私の体から離れた