―――――――…… 『んーっ!』 目覚ましの音で、目を覚ました私は思いっきり体を伸ばす。 ピンク色のカーテンから零れる光を見て、晴れだと認識する。 『彩芽ーっ』 日課となった悠磨の声 玄関からじゃなく、縁側から私の部屋に上がりこむ 『彩芽……まだパジャマかよ』 嘘だろ……っと言いたげな顔 しょうがないじゃん 緊張であまり寝れなかったんだし .