隣に君がいるから



帰り道も、悠磨と手を繋ぐ。




最初に見た賑やかな砂浜は、今も賑やかだった。





……来年は海に入りたいな。


もちろん



『来年、海に入るか』



悠磨と一緒に。






あ、でも来年は受験生じゃん。



まぁ…いいか。






悠磨と来れるのだったら、そんなの関係ないからね。





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