いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・

ナオコ・・・


私が奈緒子さんをじっと見ていると、
彼女はニコッと私に微笑んだ。


綺麗な人・・・

私と違って大人の女性・・・


楓花は奈緒子に嫉妬しながらも
自分には勝てない、
そんな悔しさが湧いていた。


「さぁ、中へどうぞ。」


「ありがとう。」


奈緒子は雄志と共にリビングに入って行った。