いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・

私はずっとお兄ちゃんが好きだった、
いつもやさしくて強くて笑ってるお兄ちゃんが。


でも勝彦と出会って、やさしさに触れて、
この人といたら絶対幸せになれるって思った。


お兄ちゃんへの好きとはちょっと違う好き・・・
上手くは言えないけど、私は勝彦が好き、
ずっと一緒にいたい、とても大切な人なんだ。


「勝彦・・・好きだよ・・・
大好きだよ・・・」


「俺もや、楓花・・・」


「勝彦・・・ありがとう・・・」


楓花か勝彦の胸の中で幸せそうに微笑んだ。