いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・

「まぁ待て。」


後ろから兄貴分のような人が出てきて
私を掴んでいる男の手をそっと放した。


「兄ちゃん、妹思いやなぁ~・・・
今や家族も簡単に売る奴もおるっていうのに。
わかった、お前の気持ちに免じて、
三日だけ待ったる。」


「兄貴!!」


「うるさいっ!!」


兄貴分がそう言うと男はスッと身を引いた。


「この前もこいつらがやり過ぎたと
反省してるんや。
だから三日だけ待ったる。」


「本当ですか?」


「ああ、けど三日だけやぞ?
それ以上は待たれへん。」


「はい、ありがとうございます!!」


「せいぜい頑張って金集めや。」


そう言うと男たちは、「また来る。」
と、店を出て行った。