いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・

仕事仕事って・・・

あんたの頭の中には店のことしかないんか!!

息子がこんな怪我してるのに
なんとも思わないの!?


お兄ちゃんは今まであんたのために
どんだけ働いて来たと思ってるねん!!
どんだけ人生を無駄にして来たと思ってるねん!!


楓花は悔しさから拳を強く握り締める。



あんたさえおらんかったら・・・

あんたさえ・・・


楓花は父親を涙目のまま睨みつけた。



しかし父親は、そんな楓花に見向きもせず
雄志の前に立った。


「立てるようになったらすぐに仕事せいよ?
骨折れたくらいで仕事休まれたかなわんわ!!」


そう言って父親は雄志を睨みつける。


「うん、わかってる、ごめん・・・」


申し訳なさそうに答える雄志。