いつかはお兄ちゃんと、バージンロードを歩きたくて・・・

「楓・・・花・・・」


「んんっ!?」


楓花は雄志の呼び掛けに振り返った。


お兄ちゃん・・・


楓花はベッドに横になった雄志を
悲しい表情で見つめた。


お兄ちゃん、なんでこんな・・・

まさか・・・自殺じゃ・・・ないよね?


楓花はギュッと胸を締めつけられ、
涙が溢れて来た。


「楓・・・花・・・」


「んんっ!? な、なに!?」


楓花は慌てて涙を拭って笑顔を作り、
動けない雄志の顔を覗きこんだ。