「あのメガネ、どこに売ってんのかな…」 「確かに…って、突っ込むとこ、そこ!?違くね!?」 ボソッと、 誰にも聞こえないように つぶやいたつもりだったけど、 翼に聞こえていたみたいだ。 「気にならねぇ?あんなの売ってる店、見たことねーし」 どういうところに売ってんの? みたいな、さ。 気になるじゃん。 小説家として…さ。