~絢佳side~
トゥルルル…トゥルルル♪
「はい……。ん~…?」
眠たい目を擦りながら
携帯の着信に出た。
「あ♪まだ寝てたみたいだなww
絢佳チャ~ン 今日は午後から
部活って言ってたよね?
夜…約束してた 花火に行こう!!
休みが取れたから♪」
電話の相手は祐介さんだった。
あ…そういえば………
約束してたような…
「……絢佳チャン?」
「あ…ごめんなさい。まだ頭が起きてないみたいww」
「3時に校門前で待ってるね」
「あ……はい。」
3時かぁ…。
部活からそのまま?制服でかなぁ…
せっかく浴衣着たかったのに…
って……………
それ所じゃないよね…はぁ~
今日ちゃんと言おう…。
祐介さんに…わたしの気持ちを…