「綺麗な髪してるね♪
暑いから、アップにしようか!!」
わたしの髪を触りながら
美沙さんは楽しそうにしている。
あ…髪の毛結んでくれるのね…
やっと意味が分かって
少しホッとしてた。
「…何か悩んでる顔ね」
ズキンーーーーーー。
美沙さんの言葉に
喉に何か詰まったような感覚になった。
「えっーーーー…。
そんな顔してました…?」
「さっき、幸せそうに
ご飯食べてた絢佳チャンとは
全然別人よww辛そうな顔してる…」
「あは…は…っ……っっ!!」
それと同時に
わたしの頬を一筋の線が伝った…っ。
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