「絢佳ーーーーー……。
卒業したら…
一緒に暮らそう。」

「…うん………。」




まだまだ先の話かもしれない。

だけど、こんな風に
離れてるから…すれ違うんだ。
一緒に居れば…。


「慎吾クンに…出逢えて…
良かった」


恥ずかしそうに言った絢佳の
手を握って…
薬指に口付けをした。

指にはめられてたお揃いのリングに
誓うようにーーーーー…。



絢佳

愛してるよ。