La Cherie 【最愛の人】


絢佳が謝る事なんてない。
俺が…ちゃんと話さなかったから
いけないんだ…。


「わたし…また一人で…
勘違い……………」

「そう思わせた、俺が…
ごめんな」



「でも……………
俺から離れていかないで…ほしい…」



こんな…
弱気な自分にビックリした。

これで別れてしまうのか!?
って考えた自分に
恐ろしく動揺してたーー…。

今…絢佳の笑みが見れて
安心している。




「…離れたくないよ。」

瞳を潤わせながら
絢佳が放った言葉に…
胸を鷲掴みにされたような気持ちになった。



このまま…ずっと
一緒にいたい……ーーーーーー。