夏休み明けの試験で…
上位に入らなければ…絢佳には
会わないって…。
「会わないって…?
お父さんに…会う予定があった…の…?」
「ちゃんと…
紹介したかったんだ。」
…蘭の元で
勉強教えて貰うなんて
本意じゃないけど…
あいつとも きちんと
向き合わなきゃ…また何をしてくるか
分からないし…。
「…全部…わたしの為なの…?」
「絢佳だけじゃないよ…。
俺の為でもあるし…だけど
こんな事になるなら…
『慎吾クン!!……………』
ん…?」
絢佳はしっかりと
俺の目を見つめて 言った。
「………ごめんなさい」
目にいっぱい…涙を浮かべて。

