La Cherie 【最愛の人】


!!!!!!!な…なんでっ!?

振り返ろうとしても
しっかりと後ろから抱き締められていて
身動きが取れないっ…。


でも…この匂いに…この声。
慎吾クンなんだって…
すぐにわかった。



「勝手に別れるとか…
焦ったじゃんか」

気のせいか…
慎吾クンの声も…震えてる。


「絢佳…。
俺も…こんなに好きなのに
別れるなんて…なんで?」


だって…………っ。
連絡…無かったし…
蘭さんと住んでるって…。

光汰が寄りが戻ったのか…って…。



お腹に回されてた慎吾クンの腕に
そっと手を当てたら
背中の温もりがフワッと離れたので
振り替えって
彼の方を向いた。