「知らない間に?
別れ話してないのにか?」
「…たぶん。
覚えがないから…」
「ひでぇ奴だなぁ!
そんな奴に未練がましく
ナヨナヨしてんなよ!!忘れろっ」
………簡単に言わないでよ。
わたしの気持ちは…
何も変わってないんだよ?
だけど…
彼が…無理って事なら…
しがみついたりはしない。
…………したくない。
「まぁ~今日は
少しの間 忘れて走るか!」
食事を済ませると
雅司は何も言わずに
バイクで色んな所へ走ってくれた。
バカ…。
慎吾クンの後ろに乗ってた
時の事思い出しちゃうじゃん…。
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