La Cherie 【最愛の人】


「………絢佳っ!!」


腕を引っ張ってたのは
光汰だった。

「やだww見られてた…っ?」


光汰は走って来たのか
息を切らしながら
わたしの腕を離した。

「…ん?どしたの?
あれ?レイは…?」


光汰に任せて来たのに
まさか光汰まで逃げてきたのぉ!?

「…んあ?あぁ~レイは
彼氏から電話だって、解放されたww
それよりさ………………」






うそ…。
なんで…なの…?

わたしは……聞いてないよ…。




目の前が真っ暗になった。