~慎吾side~


絢佳は大丈夫と言ってたが
煎れたてのコーヒーだったから
きっと熱かっただろう……。

もし痕にでもなってたらーーー。
すぐにでも冷した方がいいのかも


「ちょっと待ってて」


俺は1階に降りて
美沙さんにお願いした。



用意してくれた洋服を
絢佳に渡し
「ちょっとでも冷した方がいい」


手を引っ張り風呂場へ向かった。