La Cherie 【最愛の人】


「俺は…付けた覚えないからww」


笑いながら言ったけど
その表情は悲しそうだった…。


「…無理矢理…押さえられて…。
キス…されたの。
その時……唇切って…。

霧中で暴れたから…
あまり覚えてない…の…。
気付いたら…車道を走ってた…」

「…みんな 大地から聞いたよ…」


慎吾クンは
わたしの肩を寄せて
後ろから抱き締めてくれた。


「…聞いた?い…つ…?」


わたしの疑問の表情に
いたずらな表情で答えてくれた。