La Cherie 【最愛の人】


「絢佳チャン大丈夫!?
すぐにタオル・・・・『いいよ。2階ちょっと貸して』」

美沙さんが慌ててタオルを
取りに行くと同時に
私の体はフワッと持ち上げられ
お姫様抱っこの状態・・・・・。
えっ・・・ーーーーーーーー。



慎吾クンに抱っこされた状態で
カウンターの中に入っていき、
2階に続く階段が見えた。

「慎吾クン。大丈夫だから!!
自分で歩けるから降ろして・・・///」


焦った顔をした慎吾クンは
「いいから、黙ってて」

私・・・・恥ずかしいんですけど///
美沙さんも大輔さんも
開いた口が閉じない!!!って顔だし
きっと私の顔真っ赤っか・・・・・・。