La Cherie 【最愛の人】

「慎吾クン・・・食べよっか・・///」

顔を真っ赤にしながら
注文したオムライスを食べ始めた。

「わぁ~♪すっごい美味しいです!!」

絢佳は美沙さんに向って話してる。
よっぽどお腹が空いてたのか
美味しかったからなのか
ペロッと食べ終わると
いつの間にか絢佳は
美沙さんと仲良くなっていた。

あそこの店がどうとか
あのスイーツが美味しいとか・・・
女同士の話を聞いてても
分からないので 大輔さんの元へ向った。



「おぉ~お前の単車があったから
近くに居るんだろうと思ってたけど
まさか、女の子と一緒だったとはな・・・。
あの子・・・彼女なんだろ??」


大輔さんは客に出す酒を作りながら
尋ねてきた。

「ん・・・・。今日初めて会った。」


正確には”初めて話した”だが
説明するのも面倒だったから
適当に答えた。