絢佳の様子がおかしくなったのは
あきらかに蘭と話した後から…
「お前…蘭の事
絢佳チャンに話してなかったのか?」
「話す必要なんてあるか?
過去の…終わった話だぞ?」
「…そうだよな…」
明日 部活に出るだろう絢佳を
引き留めて 話をするつもり。
電話にも出てくれないなら
会って ちゃんと確かめたいし…。
「大輔さん…ちょっと
ソファーお借りします…。」
「そんな事は気にしなくていい…
蘭ともちゃんと話した方が良さそうだな…」
大輔さんは自室に戻っていった。
蘭とも…か…
確かに、何か勘違いしてるみたいだし…

