「教えた…?何を…?」
蘭は表情を何一つ変える事なく
話始めた…。
「あの子は慎吾には向いてない。
私に返してねってww」
………………
何言ってんだ!?こいつ…
返すってなんだよ…
「…………はぁ?…………
何 勝手な事言ってんだ…!?
しかも、返すって…意味わかんねぇし…」
そんな事だけで
急に帰るはずねぇだろ…
とにかく…
絢佳の後を追い掛けよう。
「光汰…わりぃ。
絢佳追い掛けるから…」
「ぉう…」
捕まれてた手を掴み払い
店を出ようとした。
「慎吾っ!!きっとあなたは
私の元に帰ってくるのよ!!
今なら…彼女の傷が浅いうちに…」
蘭の言葉が聴こえてきたが
無視をして店を飛び出た。