ーーーーーーーーーー…。

「絢佳っ!!」


店を出ていこうとした
絢佳を呼び止めた。
ーーーーどうしたんだ!?
いきなりーーーーーーっ!!


しかも、俺の顔を見なかった…。


追い掛けようとしたら
思いきり腕を捕まれた。

その手を辿ると 蘭が笑ってる…。

「てめぇ…離せよっ!!」

「あら、怖い顔しちゃってww」

清ました顔して…
でも俺の腕を離さない。

「…絢佳に…何を言った?」



俺が大きな声を上げたからか
光汰が止めに入ってきた…。
圭さんが驚いてたレイを
違う場所に連れてってくれたので
俺は蘭の座っていた椅子を蹴った…。


「あの子にちゃんと教えて
あげただけよ?」