「ふぅ~ん。
お前…蘭の事吹っ切れてるんだよな?」

「…光汰…。
絢佳には余計な心配させたくないから
黙ってろよ…。」


吹っ切れてるって…
当たり前だろ………。
今の俺には 絢佳しか見えてない。
昔好きになりかけてた女…。
そうとしか思ってねぇし……。




「いつ会ったんだ?」

「いつって言うか………。



カウンターにいた。」





はぁ!?カウンターって…
絢佳の居る…?


慌てて見てみると
思わず目を疑いたくなる光景が
入ってきた…。
絢佳と蘭が話してる姿…。





しかも二人とも…
笑顔で話してる………。