「絢佳?…」
わたしがいつまでも
動かないからか…慎吾クンに呼ばれた…。
「………………。」
今…顔を上げたら…
きっとあの子達に色々言われるんだろうな…
そう思うとますます上げれない……
そっと慎吾クンを見る…
「っ!!………そのまま
顔埋めといて……上げるなよ」
ん?訳がわからず聞こうとしたら
体がフワッと宙に持ち上がった。
と、同時に周りから
キャーって歓声の声……。
……………っ!!
なんでっ!!わたし今……
お姫さま抱っこ状態…!!!!!
「慎吾クン!!重いから降ろして!!」
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