瞳をウルウルさせて
落ち着かない呼吸を整えながら
俺を見上げている。
「そんな目で見んなよ…
脱がしたくなるだろww」
一瞬 目が大きくなって
今度はほっぺがプクッと膨らんだ。
…可愛いなww
「慎吾クンのエロ!!」
そう言うと
背中を向けてリビングから
出ていった。
ふぅ~。
こりゃ…花火大会どころじゃねぇな…
リビングを出ると
玄関で絢佳が待っている。
「遅れちゃうよ!
早く行こうよっ♪」
外に出ると
しっかりと手を繋ぎ
「離すなよ…」
そう呟いたが…きっと
聴こえてなかったかもなww
二人で歩き出した。