~絢佳side~

慎吾クンのお家に着くと
そのまま部屋に連れていかれた。

「やっと二人になれた…」

慎吾クンはわたしを後ろから抱き締めると
小さな声で凭れながら言う。


「…すごく長かったね…」


2週間だけなのに
何年も離れてたみたいに
いとおしく感じた。


「絢佳…
今日本当に泊まってく?」

身体を揺らされながら
ソファーに連れていかれる。

「う…うん。
お母さんにも…言ってきた」

「じゃあユックリ過ごせれるな♪」



わたしの膝に寝転がると
目が合った。







あ…すごく……
キスしたい………………/////。






色っぽいんだもん。