その日は9時までに
ご飯もお風呂も済ませて
部屋でユックリ過ごしていた。
もうすぐ9時だ…。
どう話していいのかな…。
緊張して なんだか落ち着かない…。
あっ…!!!!
慎吾クンからの着信。
ふぅ~と一息ついて
電話に出るーーーーー。
「もしもし…」
「っ絢佳!!今バイト終わった…。
今日も疲れたよ…」
「あ…ぅん。お疲れさま…」
暫くの沈黙…。
何か話さなきゃ…
頭では色々考えてたのに
何も出てこないっ…。
「…絢佳…怒ってる?」
先に口を出した慎吾クンが言った。
「えっ…!!!!
怒って…ないよ…。」
また沈黙が続く…。
もう…耐えれないよ……
電話を切りたい……………。
「もっと絢佳の声が聞きたいんだけど。ww
絢佳…バイトの事なんだけど
すっかり忘れてて…
言わずに来ちゃって…ごめんな。」

