La Cherie 【最愛の人】


夜になるとある料理屋に連れて行かれた。

由香子はここでバイトをしているらしい。
カウンターに5つ椅子があり
座敷が3つほどある小料理店だった。
御かみさんらしき人は
沖縄の伝統衣装を身に纏い 
地元ならではの料理を出しているみたいだ。


「夕飯奢るから♪食べていって~」

「あぁ。ってか携帯・・・・
『しつこいわね!!!!食べたらちゃんと返すわよ』


って事は、あの御かみさんが持っているのか。
次々に出される料理は
見たことの無いものもあったけど
どれも美味しくて 
箸が止まらない。


御かみさんもとても陽気な人で
一緒に夕飯を食べていた。
気が付いたら
由香子は顔を真っ赤にして
いつもより よく喋る・・・・。

まさか・・・・これ酒か??


由香子の飲んでいたグラスを匂ったら
鼻に突き刺さるような刺激がした。
・・・・泡盛!?

「しんごくんも 飲むさぁ~♪」

由香子のグラスの匂いをかいたとき
ググッとコップを押されて
飲んでしまった・・・・。