「説明しろ」
冷たく言い放ち
このイラつきを治めるかのように
タバコに火をつけてソファーに座った。
由香子は悪びれた様子も無く
笑顔で部屋に戻ってくる。
「なんでそんなに必死になってるの?
携帯ごときでww」
無言で煙を吐く・・・・。
「それよりさ♪今日は休みなの??
私 泳ぎに行く予定なんだけれど
一緒にいかない??
そしたら・・・・教えてあげる♪♪」
いい加減にしろよ・・・・。
これ以上俺を怒らせたら
お前・・・・・どうなるか分かっていってるのか?
「・・・なんで そんなに俺に執着するんだ?」
断ったら携帯は帰ってこないかもしれない。
それなら・・・きちんと話して
もう付きまとわないで貰いたい。
少し冷静になり 話しかけた。
「執着??酷い言い方ね。私はただ・・・
好きなだけなのに・・・・。」
「おれが迷惑に感じてるって言ってもか?」
「・・・・迷惑か・・・。」
由香子の顔が落ち込んでいくのが分かった。
でも、ココでちゃんと決着をつけておきたい。

