「おぅ♪まだ病院だぞ。
でも今から帰れるってww」
原田先輩はかかってきた
電話に出て話している。
わたしは帰りの支度をしている。
「絢佳チャン。歩ける?」
「えっ…wwもう大丈夫ですよ」
「じゃあ帰ろうか♪」
タクシーに乗り
宿屋に向かった。
「原田先輩…。
わたしのせいで…
試合に出れなかったんですよね
すみませんでした!!」
タクシーの中で隣に座る先輩に言った。
「仲原のせいじゃねぇし。
出ようと思えば 出れたんだ。
でも 俺は仲原の側にいる事を選んだ。
……なんでか分かる?ww」
「んっ?なんで…か…ですか?
…先輩も疲れていた…とか?」
先輩はわたしの手を握ってきた…。