慎吾クンが話してた後ろで 彼を呼ぶ 女の人の声がしたーーーー…。 高く甘えた声で… ハッキリ聞こえたんだ。 『慎吾~♪お風呂沸いたよ~ 早く 入ろっ!!』 慎吾クン……………。 女の人と一緒なんだ。 わたし… 待ってて バカみたい… 一瞬でも 喜んでた自分に 笑いたいのに 笑えなかった。 たった3日で 彼の何を知ったっていうの? 信じたかった。 慎吾クンが言ったあの言葉… でも わたしの勘違いだったんだね…。