窓を閉めて絢佳の隣に座る。
「おかえり〜♩」

絢佳はベットに座ってひまわりに
ボールを投げて遊んでいた。
俺は座っていた絢佳の膝を枕にして
ベットに寝っ転がり 髪の毛を触った。

「綺麗な色だな…」

「慎吾クンの色も 綺麗なアッシュだよね」

絢佳の手が俺の髪を触る。

「慎吾クンに似合ってるよ」


クルクルになっている毛先を
指に巻きながら 絢佳に聞く。


「今日…泊まれる??」


絢佳の目が大きくなって
一気に顔を赤くした。

「何も用意してないし////。
親にも言ってないから…。」

「真弓に頼んどいた。
アリバイなら…真弓に頼めばいい」


「えぇっ!?お母さんに??」