La Cherie 【最愛の人】


~慎吾side~

バイトが終わって真弓に電話した。
おい…おせーぞ。

いつもなら もう着いててもいいのに…。
早く絢佳に逢いてぇのに。



そう思いながら待っていたら
車に絢佳も乗っていた。
一緒に来てくれたとか…
ちょー嬉しいんですけどww


俺は助手席に乗らずに
絢佳の隣に乗った。

「お帰り疲れた??」

「いや…全然」

絢佳の膝の上にはさくらが座ってた。
…こいつ ズリィ……

「やっぱり 疲れたわ~」

俺は絢佳の肩に頭を乗せて手を握った。
さくらが居なければ…
膝の上に寝っ転がってやりたかったけど
気持ちよさそうに座ってやがるしww



「慎…吾クン/////。お母さんいるし…」


小声で絢佳が言ってたけど、無視無視ww
ミラー越しに真弓と目が合ったが
別に俺は氣にしない。

絢佳は顔を真っ赤にしてたけどww





着いて車から降りて家に入ろうとした時
真弓がボソッと
「惚れてるわねぇ~ww」と肩を叩いた。

それが 何か??ww