~慎吾side~

急に家に連れて帰ったら
時間も時間だし 親が何て言うか
分からなかったので
大輔さんの店に送ってもらった。


大輔さんは
真夜中なのに 迎えてくれた。



リビングに入り
絢佳をソファーに寝かせると
美沙さんはコーヒーを入れてくれて
3人で座った。

「何かあったのか?」

「…絢佳が監禁されてた…。」

「はぁ??お前がしてたのか?」

「俺じゃねェよ。その…
付き合ってたっていう男に…。」