「こんな状態で家には
帰れないよね…。
絢佳…今日は家に連れて帰るね。」
そう言うと彼女は絢佳の携帯から
絢佳の家へ電話をかけていた。
「俺が連れて帰る…。
目が覚めた時に、側にいたいんだ…」
電話を切り終えた彼女に言った。
驚いた顔をしたが
分かった…と頷いてくれた。
絢佳はなかなか目を覚まさない。
不安に思って
顔を近付けたらちゃんと息はしてる。
俺は抱きしめる腕を
潰さないように優しく力を入れ
頭にキスした。
どのくらい待ったのか…。
安心から眠りそうになった時
車のドアが開き
天木と光汰が戻ってきた。
続いて一也さんが
戻ってきて 俺と目が合った。

