La Cherie 【最愛の人】





○○駅に着くと
改札口の横で祐介さんが待っている姿が見えた。



「絢佳チャン♪」



満面の笑みで迎えてくれた
顔は笑顔で返したが
心の中はスッキリしない気持ちだった。



祐介さんの車に乗る。
今まで どんな話をしてたっけ?

何を話していいのかわからない。


祐介さんも
なんでこの駅だったのか…
何も聞いてこなかった。



車の中にはスピーカーから
聴こえてくる音楽だけが鳴り響く…。



何か話さなきゃ………。




「……祐介さん」



信号で停まった時に
彼の方向を見ずに…口を開いた。

「ん~?どうしたぁ?」