La Cherie 【最愛の人】

二人きりにさせるのが嫌だった。
でも、絢佳は俺の顔を見て

「ちゃんと慎吾クンの元に
帰って来るから。大丈夫だよww
一人で行くよ。」


と身体を起こした。



その絢佳の顔を見て…
俺はもう一度手を引っ張り
自分の思いをぶつけるかのように
キスをした。




高ぶった感情は
抑える事が出来なくて
嫉妬混じりの激しいキスだった。
でも絢佳は拒む事なく
すべてを受け止めてくれた。




俺は耳元で絢佳に囁く。
『アイシテルヨ』