「今日ね…祐介さんに話すよ。 会ってちゃんと…話してくる… だから…だから……『絢佳!!!…』 息を押し殺しながら 話す絢佳の言葉を途中で止めた。 「ちょっとイジワルし過ぎた。 …嘘だよ。そんな事ないから。」 頭を撫でて抱き寄せた。 それよりも…気になる。 今日会うって?? 早く別れて俺の側に来てくれるのは 嬉しいけど… 気持ちが通じ合った今、 笑顔で行って来いとは言えねぇや。 「俺も一緒に行こうか?」