「け、賢吾先輩!?」 愛梨が俺の存在に気がついて 俺は、その場を走り去った。 愛梨、 どうして泣いていたんだ? 俺の前では 見せられない涙だったのか? それじゃあ、 俺が原因なのか? あの男、まぢでムカツク。 俺でも、抱きしめたことしかないのに。 恋人らしいこと、1つもしてないのに。 キスすらしたことない。