「楓先輩は、まず思いを玲香先輩に伝えるべきです!もし、瞬さんを選んだとしても、思いを伝えることに意味があると思うんです!」


優那ちゃん、さっきから熱弁してる。

可愛いなぁ((笑



「先輩は、他の誰かに玲香先輩をとられてもいいんですか?」


そんなの決まってるじゃん。


「嫌だ!」


「じゃあ、もう次の行動は見えてるんじゃないですか?」


優那ちゃん・・・・・


ほんとうにありがとう。


臆病だった自分がもういなくなった気がしていた。



「優那ちゃん、ありがとう。」


「いえ。がんばってくださいね!」


優那ちゃんは蒼空の部屋へ向かっていった。


・・・・優那ちゃん、幸せに。