「だから・・・これで課外授業は終了だ。」


あたしは歩くのをやめた。

あと、少しで寮だというのに。



「光先輩の馬鹿!!!!!」



あたしは、走って寮に戻った。


言葉は明るい言葉ばっかり並べて

表情は、悲しい顔をする。


あたしが悪いんだって分かってる。

光先輩にあんな苦しい思いをさせてるのは、あたしだって分かってる。



もっと、あたしを怒ったらいいのに。

最低な言葉、ぶつければいいのに。



そんなことしないから・・・・・・・


優しすぎるから・・・・・



あたしは、どうしたらいいのか分からなくなる。