「なんで、泣いてるんだ?」 「泣いてないよ!目が痛くて。」 あたしは、自分の部屋へ駆け込んだ。 泣き顔なんて、見せたくない。 蒼空くんにだけは。 蒼空くんの前では、笑ってたいよ。 あたしの部屋の前に誰か立っている影が見えた。 「・・・俺はさ、飾ってない優那が好き。」 ・・・ 蒼空くんは、 あたしの部屋の前でそう言った。 あたし、飾ってるの? 好きな人の前では、変なとこ見せたくないっていうのも 飾ってるのに入るのかな?