・・・・・


「なぁ、聞いてるのか?優那。」


「・・・・え???なんのこと???」


どうしよう。
身に入らない。


「だーかーら、俺の家、行く日にち。」


光先輩、あたしにコロッケくれた。
それから、あたしのこと励ましてくれた。

そして、さっきあたしのこと苗字で呼んでくれた。


・・・・

あんなに優しい人なのに・・・・・


どうして、女嫌いなんかになったんだろう??



「優那!!!」


「は、はい!!!」


「熱でもあんのか?」


「・・・・ごめん。今日、寝るね。」


考えれば、考えるだけ不思議に思う。


でも、今さら、訊けないよ。